「小5でしょ?」 「はい?」 「友達に… ならない!?」 友達… 私が!? 「いいけど…」 「じゃあ、私のこと美喜って呼んで? それと、敬語はナシで!!」 「はっ…うん! よろしく、美喜。 私は捺羽って呼んでね?」 「わかった! じゃあ、戻るね?」 「うん。 ファイト!!」 まさか、美喜から声をかけられるなんて思ってなった。