…そのうち、ノロケ聞かなきゃいけなくなりそう。


「あっ!」

何か思い出したかのように、大きな声をあげた。
もう、ビックリさせないで欲しいよ!


「あのね?
住所も電話番号もわからないから、伝わってないと思うけど…
夏休みにプチ同窓会?やるみたいよ。」

「同窓会?」


…プチがつくから小さいのかな。
確かに知らなかったけど、行かなきゃいけないのかな?



「まだやる必要無いかもしれたいけど。
引っ越したり私立の学校行ったりして会えないから…
今の学校にも慣れてきた筈だし、久しぶりに皆で盛り上がろう!
ってことになったんだって。」



行った方がいいっぽい!?
でも、私には色々と噂があって…。

それに否定しなかったし、皆聞いてこなかったから…
曖昧なまま卒業だったんだよね。

でも、その方がありがたかったし…
だから、行きたくない…わけでも無いんだけどさぁ。