あれから毎日、ハルちゃんと一緒に帰っている。
どちらから一緒にと言ったわけじゃないんだけど…
自然と待ってて、一緒に帰ってる。


「そういえばさぁ…捺羽って家どこ?」


いつかは聞かれると思っていた質問が来た!
だって、可笑しいもんね(汗)

ハルちゃんの家を過ぎたところに有るのは、私の家と他に3軒。
その内2軒はハルちゃんの知り合いみたいだし…

どうやってもいい訳が出来ない。
でも、お祖父様とお祖母様の家が私の家の隣に有るから。
そこが家だと言えば問題は無い…かな?



「う~んと…あそこの家。」


「あそこって…あぁ~あそこ!
…でも隣が虹色さんじゃあね~(汗)
何か気まずくない?」


「いや、全然?」


「そう…」



だって、私の家がそこだし(笑)
気まずいも何も無いんだよね。
ってかまた、何か罪悪感が…