タ、タラッ、タッタッ、タラン___
愉快なメロディーが鳴る。
相応しくないような気が…まいっか(笑)
もう最上階…30階に着いたみたい☆
「うわ~広い!!
…えっ、隣の部屋?」
ここって私だけの部屋なはずなのに…
何でもう一つ部屋が?
「隣の部屋は初菜が決めていいから。」
…何か、幻聴が(汗)
きっと気のせいだね。
私、疲れてるんだ、うん。
「今直ぐじゃなくてもいいからな?
使いたいときなら、何時でもご自由に。
…ただ、報告してくれなきゃいけないけど。」
うん、気のせいでも疲れてる訳じゃないんだね…
居るんだ、ここに理事長が。


