誰かが頭をふわふわ撫でてくれている感じがして起きると、瑠香が頭を撫でてくれていた。


『おはよう。ごめんね、ベッド。体痛くない?』


『おぉ、大丈夫。体調どうだ?』


『落ち着いてるよ!!今すぐ退院できちゃうくらい!!!』


ベッドの横にパイプ椅子を置いてベッドにもたれて寝ていた。


『るーが妊娠したって言ったらお母さん喜んでた。昼過ぎにお見舞い来てくれるって。子供たちも来るよ。』


『ありがとう。

ねぇ真ちゃん?』


『どした?』


『病院の先生から説明された時にね、「まだ3か月目に入ったところなのに、車とぶつかって、よく流産しなかったですね。強い赤ちゃんね!!!」って言われたよ!?』


『おぉ、そうか。赤ちゃんも瑠香がママになって欲しかったんだよ。』


『私たちを選んでくれたんだね!!』


『おぉ。また宝物が増える~。パパ、一生懸命働くな!!』


『お願いします♪』



そっから他愛もない話をしながら俺は準備をして仕事に出た。









~真ちゃん目線おわり~