やっと千愛は寝てくれた。
一途のベビーベッドは2倍の大きさになるベッドで、倍にして千愛と並んで寝ている。

やっぱ天使だなあ…。寝顔、泣き顔、笑顔…どんな顔見ても癒されるんだ。


『瑠香?千愛寝たか!?』

『うん、寝たよ。』

『ちょっとリビング行こう?ココア作ったから。』

『はぁい。』


そう言ってリビングに向かうと、真ちゃんがソファーに座って腕を広げてきた。

その中に飛び込むと、抱きしめてくれた真ちゃん。


『瑠香?ごめんな』

『私こそ、ちゃんと話し聞かずにごめんね?』

『明日は日曜日だから瑠香の実家行くか?2週間行ってないな。』

『そうだね…。大空や宇宙にも会いたいし。連れてってくれる?』

『おん、10時頃に家出ようか。』


そんな話しをしながら暖かい真ちゃんの腕に包まれながら暖かいココアを飲みながら幸せを噛み締めていた。


そのまま寝てしまった私は起きたらベッドで寝ていて、びっくりした。