一途は真ちゃんにベッタリでお風呂も寝るのも全部真ちゃんだった。

『やっと寝てくれたあ~』

『ありがとう。ちぃが寝ないんだあ…。』

そう言って最終手段の母乳。

熱い視線を感じて顔を上げたら真ちゃんがジィーっと見ていた。

『…な、なに?』

『ちぃだけズルい…』

『なにが…??』

『じゃあ俺も寝ない!!』

はあぁ…

我が家に子どもは3人いるみたい。


母乳を絞って哺乳瓶に入れて一途が寝ている寝室に向かった。