『はい』


『坂出先生…俺もうダメです。』


『話きぃてやる(笑)瑠香泣かすなよ~』


『えっ!?』


『誰かさんが泣かして、耐えれなくなった瑠香が荷物もって、チビ2人連れて歩いてたから保護してる。』


『本当にですか!?』


『嘘ついてどおすんだよ。
チビ寝てるから俺の家で話せ。』


『今からすぐ行きます!!!』


『おぅ。気をつけて。』



そう言って電話を切った坂出先生。


俺は車を飛ばして坂出先生の家に向かった。

なんて情けない旦那なんだろう…。


自分がとても小さく見えた。