『瑠香には感謝…感謝です…。一途が生まれてすぐの時に郁美がマンションに来て暴れた事あったじゃないですか…!?』


『そんな事もあったなあ…。その後どおなんだ?』


『それが俺もビックリで、ひょっこら仲良くなってて、結構遊んだりメールや電話でママトークしてるんすよ…』


『…瑠香は何者なんだろうな…(笑)心が広いなあ。嫌がってないのか?郁美さんが何か企んでたりとかは…!?』


『それも言ったんですけど…ゼロスタートだって。暴れた事は仕方ないって。それだけ真ちゃんの事が好きだった証拠であって、私も真ちゃん好きだから分かるって…。』


『まあ瑠香らしいな(笑)どこまで良い奴なんだ…。相沢先生が惚れるのも分かるよ!!』


『本当に…。俺には勿体ないです…。瑠香曰く、誰にでも間違いはある。自分だって真ちゃんが郁美さんの旦那さんの時に真ちゃんと恋愛関係持ったって。郁美にもそれ言ったらしく、プラマイ0でスタートしてるんすよ…。人として憧れます。』


『いい友達になれるかもな!!もしモメたら相沢先生の出番だな…。そんな事ないことが良いけど…。』


『本当に俺自身を全部さらけ出せるのは坂井先生と瑠香だけです。2人には甘えばっかりで…。』


『俺も嬉しいよ。先生から相談受けたり話し出来るの。でももう2時間経つし、可愛い嫁さん待ちくたびれてるだろうから、帰ろうか…。』


『また話せるの楽しみにしてます。』


『俺もだよ!!瑠香と相沢先生とチビちゃん2人の幸せ願ってるよ。だから先生も溜め込まず俺に何でも言ってくれな!!』


『遠慮なく相談します(笑)!!!』



そう言って、坂井先生は病院の駐車場まで送ってくれて、お祝いでベビー服をくれて帰って行った。

瑠香によろしく伝えてくれと言い、瑠香が休む様に病室には上がらなかった。

本当に坂井先生には感謝でいっぱいだ…。


今日からまた2児のパパとして頑張るかあ…!!!