その日は入院の準備をしたり、一途と昼寝をしたりして1日過ごした。



夕方になって、お腹が痛くなり、2時間は我慢したけど真ちゃんに電話した。


ソファーに横になり、グッタリしていると、一途が笑顔で私の頭を撫でてきた。

『瑠香!!大丈夫かぁ!?病院に電話したから行くぞ!!』

一途の時と同じ位に焦っている真ちゃん。


車に乗って病院に向かった。

何回経験したとしても、この痛みだけは慣れる事はないだろう。


真ちゃんは一途と一緒に私の側にずっと居てくれた。

『ままあ?』


『かず、賢くしててね!!かずももうすぐお兄ちゃんだよ…』


真ちゃんの膝の上でキャッキャ飛び跳ねている一途。


去年の痛みよりも軽くかんじれるのは、一途の影響があると思う。