「なぁ瑠香…一途って凄くねぇか?誕生日は3月31日。俺と瑠香が大阪行って、初めて手繋いだりキスしたりした日。生まれた時間は5時26分、俺と瑠香の誕生日、凄くねぇか?」


「凄いよねぇ…♪運命なんだよね、やっぱり…」


そんな事を言いながら一途を見ると、真ちゃんの腕の中でスヤスヤと眠っていた。


「俺に宝物がまた一つ増えた。」




そう言って私の顔を見た真ちゃんは優しくて穏やかな顔をしていた。そして一回一途をソファーに寝かしてから、自分の膝に私を座らせて、一途を2人で抱いた。


「命に代えてでも守らなきゃいけない2つの宝物。絶対幸せにしてやるからな」そう言って私の頬にキスをした真ちゃん。幸せな時間がずっと続きます様に…