そうしているうちに、真ちゃんが帰って来て、中に入って来た。


「真ちゃんおかえり♪ありがとうね。」


「ただいま♪名前、書いてもらったんだね。俺も抱っこしたい。」



一途を抱っこしている真ちゃんは凄く優しい顔をしていて、頬には涙が伝っていた。


「一途、生まれてきてくれてありがとうな。お前と瑠香、必ず幸せにしてみせるから。」




私は本当に真ちゃんと結婚してよかったなと思った。いぃママに、いぃ真ちゃんのお嫁さんになってみせようと心に誓った。