それから何時間が経っただろう。そんな毒舌を吐いていて、気が付けば次の日の明け方5時になろうとしていた。 痛くて話す気力もない私の代わりに真ちゃんが看護師さんを呼んでくれた。 「子宮口も9㌢開いてるし、分娩室入りましょうか」 そう言ってやっと分娩室に入った。立ち会い希望で真ちゃんも一緒に入った。 「瑠香、頑張って元気な赤ちゃん生もうな!!俺も側に付いてるから」 「うん。ありがとう」