新生児室には沢山の赤ちゃんが並んでいた。泣いている子や寝ている子など沢山いた。


一番端に

『浦本 夢空ちゃん』


と書いてあるプレートのベッドに寝ている赤ちゃんがいた。



「真ちゃん!!この子だよ。だって鼻が奏愛とそっくりで、口が疾風と一緒だよ!!」


「だな。綺麗な顔してるよ。美人さんになるだろうな♪」



そう話していると奏愛と疾風が歩いてきた。


「奏愛~おめでと!!綺麗な顔してるね♪」


「ありがとう♪瑠香もだいぶお腹大きくなったね。」

「うん。私もあと2ヶ月だぁ~☆赤ちゃんの名前は何て読むの?」


「♪うらもと ゆあ♪って読むの。疾風と考えたんだ。空みたいに大きな夢を持てますようにって意味なんだ」


「そぅなんだ~☆可愛いね。私達まだ性別聞いてないから名前は生まれてからなんだ。」


「楽しみだね!!瑠香も3月なら同級生だね!!4月だと1つ違いだね!!」



そんな話をしながら楽しい時間を過ごした。