ガバッ 一瞬にして体が起き上がった。 「何で今さらあんな夢見ちゃったんだ私…」 蝉の鳴き声と窓から入って来る熱気、夏の暑さが私をまた困らせる。 無邪気だったあの頃は夏が大好きだった私も今になっては大っ嫌いな夏になった。