「静かにね!」 あたしは頷いた。 中本さんの部屋は キレイに片付いていて、 いい香りがした。 「もういいよ」 いつもよりちょっとだけ 小さい声で呟いた。 「いい香りですね♪」 あたしもいつもより ちょっとだけ小さい声で喋った。 「そうか?」 「この香り好きです♪」