1週間前に衣里奈さんは
意識をとりもどした。


これで一安心っつーか……





今度はうちらにとって
まじ厄介な緊急事態が
やってきやがった。














朝から玄関にすっごい
VIPな車が停まっていた。
















「ねぇ見たあの車〜」


どっかの社長?


最近千亜学校来んのはえーな。















「あれ…
嘉里奈んちの車みたいだよ」


は?嘉里奈の?


「え〜!!!!」






大声をあげてしまった…










「真琴うっせーよ!」


「あんたに言われたくねーよ、
バーカ!」