「もういい。俺が話す」




「えぇ~~何でだよぉ。今、俺が喋ろうとしたのに…」




悠真は一人いじけて、指いじりをし始めた。





「まあまあ、んで?続きは?」




千尋がなんとかその場を落ち着かせて、護が話しだした。






「俺はまだ小さかったから、幽霊とかを信じていて…

そんな時、3人で遊園地行ってお化け屋敷に入った。

俺は当然、怖くて…幽霊が脅かしてきたら、つい‥お、お、お漏らしして…」




最後の方がやけに小さく喋ったみたいで‥



護は自分で話していてだんだんと顔が赤く染まっていった。