>>壱也の家<<


「まじっ!?」

「うん…」


家が近くの壱也に

相談してもらってた。


こんな日に

1人で居るなんて

むりだもん。

「どうしよぅ嫌われたかな…?」


「凜…」


涙…やっぱり

出てきちゃうよ…。


「…っう…っ」


「泣くなよ…凜っ」




ギュウ…。



………え?




「…ちょっ…壱也っ」


壱也が

私を抱き締めてる…?



「あっ…ゴメンッ…凜」



「なんで…?」


壱也は

顔を真っ赤にして

部屋を出ていった。




「…壱也?」



どういうこと?