石川さんが注意しても北田は知らんぷり。亜美はなんとか空気を変えようとし、北田に話しかけた。 「北田、みんな練習してるんだし一緒にしよ?」 亜美がそう言うと北田は赤くなった。 「…ん、今いく」 はっはーん、なるほどね。あたしもセリフ合わせをしていたから、向かいにいる松田をちらっと見た。 こっ怖!そこには普段3組の王子と呼ばれる松田くんはいなかった。 『まっ松田くん?』 「ん、何かな?」 …目が笑ってないんですけど。