そんな事考えてたら突然すごい音とともに地響きがした。 あーあ、葵のばかやろう。 『花火…始まっちゃったじゃん』 間に合うって言ったのにさ、 16才、初めて葵と見なかった花火大会… なんちゃって。 一人でいるとやたらしんみりしちゃって駄目だね、下行ってお母さんたちと飲むか。 バルコニーに置いてある椅子から立ち上がろうとしたとき、机に置いてたケータイが鳴った。