ちぃが出て行ったら気が抜けて、俺はベッドに倒れ込んだ。 「ちぃちゃんか~」 慎吾は緩んだ顔を俺の方を見てくる。なんなんだよ、てか… 「お前がちぃちゃん言うな」 さっきから千鶴ちゃん連発しやがって…だからこいつを長居させたくなかったんだ。 「まぁまぁ、男の嫉妬は醜いぜ?てか千鶴ちゃんすっげー良い子じゃん。お前が大事にすんのも分かるわ、おまけに可愛いし」 最後のは余計だっつーの。