「……ほんとだねぇ」

うん、かっこいい、かっこいい。



「うっわ、超棒読み!ムカツク」


「…あだっ!」


沙希が持ってたペットボトルでスコン!と殴ら…いや、つっこまれる。



「…どっからペットボトル!?」


沙希は四次元ポケットでも持ってるの!?←バカ




「…あぁ…かっこいい…」


叫ぶあたしをシカトさて沙希は下を見つめていた。




流架様…か。
あたしは興味ないなぁ…。




キーンコーン──



「沙希、チャイム鳴ったよ!」


「えー行きたくなーい」



屋上で駄々をこねる沙希。本当、仕方ないわね。




「流架様、同じクラ「やっぱ行く!」」



即答かいっ!
流架様パワーどんだけ!



「…彼氏君、可哀想…」

「桜なんつった?場合によってはシバくよ」



…こ…こっわ〜…;