☆ピュア姫と腹黒王子★


***



「ふわぁーっ」




大きなあくびをする桜。




平和な日々。




あー幸せ。





こんな日々がずっと続けばいいのに。


もし、

俺らに立ちはだかる壁が大きかったとしても




ふたりで力をあわせよう




俺は桜がいれば何でもできる気がするよ





───────

とある海外の別荘にて


「早乙女、桜。」



一人の男が桜の写真を見ながらニヤリと笑う。




「待っててね。今、邪魔物を排除するから…………」


トスッ─


ナイフを壁にはってある多田流架の写真にさした


一方、桜達は───



「あ"ーづーい"ー!!!!」


と、アイスを食べながら流架の部屋でくつろぐ桜に



「………おっさんか」



と、のんきに流架が突っ込んでいるのでありました