「流架!あれ」




李紅が指差したのは、



あたし!?



やっば、気付かれた!!!




「桜ー!」



しかも、あたしすっごく流架様に睨まれてるんですけど。




「こっち来いよ!」




あのさー、李紅?




状況わかってんの!?




しぶしぶ、あたしの足は李紅のもとに向かった