☆ピュア姫と腹黒王子★





「……それで?」




今日の放課後の出来事を話す。



「気づいたら、走って逃げてました……」




みっともないな、



ていうか、情けない。


あれぐらいのことで、


逃げ出して。


あたしはるーちゃんの


彼女なんだって

堂々とあの場にいればよかったのに。



「あの女、また流架の前に姿あらわしやがったのか」




怒ってるお母様



リアルに怖いです。