ちなみに、

予備校での一年間を通じて、

実はこの、

第二回記述模試の成績が、

私のベストスコアでした。

三教科総合の成績で、

偏差値は72.5。

校舎内の順位は、

2000人中の6番。

一般申込者を含む、全受験者中、

70.000人の中の、40番でした。
 


後日、そのお方が、
 
「成績優秀者の掲示、見たよ。」

「なんだ、君、名前のってるじゃん。」

「すごいんだね。」
 
「国語と社会も得意なの?」

と、少しだけ、

私に興味を持ってくれたようでした。

それも、このときの、

模試の成績のおかげなのでした。




それからは、

200人収容の大教室の、

教卓の目の前、

最前列から三列目のど真ん中。


大教室の、前線の、

中央の、どてっぱら。


つまり、



ベストポジション。



そんな、指定席を、

毎朝毎朝、

全校トップ様とご友人のグループに、

ご用意頂き、

お隣同士の席で、

二人で授業を受け続け、

淡い恋愛のような、

それでいて、

異性の親友のような、

それでいて、

共に戦う戦友のような、

それでいて、

長州力と藤波辰巳のような、

それでいて、

「延彦」に改名する前の、

高田伸彦と越中詩郎のようでもあり、

はたまた、

高田伸彦と小林邦明のようでもあり、

それでいて、

スタン・ハンセンと

ブルーザー・ブロディのようでもあり

それでいて、

ライオネス飛鳥と長与千種のような、

そんな日々を送りました。