一球に込める想い

「どうだった?男子の方のレギュラー戦。」


安積の質問に、志貴は前髪をいじりながらう~んとうなる。


「そうだなー・・・。今回は前代未聞の波乱だな。四回戦まで上がってきた一年が4人。


同時に、前レギュラーがレギュラー落ち、今のままだと決定。」


安積は一瞬驚いたような顔をしたが、すぐクスクスと笑いだした。


「何だよ?」


志貴が少し拗ねたように言い、不思議そうな目で安積を見ていると


「だってね、その状況私達とそっくりなんだもん。女子は、一年が3人五回戦突破。しかもその3人のうち、2人はレギュラー決定なのよ。っま、二年からも4人レギュラーがでたから、レギュラー枠はあと二人。私達は明日でレギュラー戦おわるな・・・・。・・・
あ、あと笑った理由は、志貴があまりにも楽しそうだったからつい・・・。」


口元に手をやって本当に楽しそうに話した


志貴はため息をつくと、安積の頭を小突いた。