そう言ってエミは
徹夜を抱き抱え、立ち上がった。
「どこへ?」
リカが聞いた。
「この子ね。
帯斗が気絶させちゃったから。
ちょっと連れていくわ。
本当は、止める時は『陰』を使うんだけど、
よっぽど焦っていたのね。
操られていたとは言え、
一般人を体術で気絶させるなんて。
帯斗らしくない。」
そう言うと
エミはリカを見てクスッと笑った。
「あなたが、原因ね。」
徹夜を抱き抱え、立ち上がった。
「どこへ?」
リカが聞いた。
「この子ね。
帯斗が気絶させちゃったから。
ちょっと連れていくわ。
本当は、止める時は『陰』を使うんだけど、
よっぽど焦っていたのね。
操られていたとは言え、
一般人を体術で気絶させるなんて。
帯斗らしくない。」
そう言うと
エミはリカを見てクスッと笑った。
「あなたが、原因ね。」
