PsychoCabala〜第7の男〜

空中で銃声が鳴り、同時に火花が散った。



恐ろしく速い相手のナイフをドラゴンが銃で受け止め、
そのまま相手に発砲したからだ。



お互い反対方向へ落下する二人。



ドラゴンは「ちっ。」と声を出しながら地面に足を着いたかと思うと
又すぐに飛び上がった。



「外したか。」



今度はドラゴンが相手の方向へと両手で弾丸を放つ。



すると、相手の男が正面の暗闇から飛び出して来たのが分かった。



同時に銃弾を撃ち込む。



それから反れるように相手は素早く
足場の悪い岩山を身軽に駆け抜けた。



弾を避けながら
少しずつ間合いを詰めてくる男を見ながら、ドラゴンは
銃を連射モードに切り替えた。



「ちっ、すばしっこいな。」



相手の男はナイフ使い。
今まで何度も銃を持った相手とやりあって来たのだろう。



ドラゴンは自分を軸に回転しながら銃を唸らせた。
2つの銃口からは凄まじく明るい火花が散った。



それに会わせ、ナイフの男もドラゴンを中心に円を描くように走り込んで来た。



丁度、先程の切り立った岩のたもとに男が近付いた所で、
突然ドラゴンの銃撃が止まった。



「弾切れ!」



男はそう叫ぶと
動きを止める事無く俊敏に反応し
チャンスとばかりに、一直線に飛込んで行った。