PsychoCabala〜第7の男〜

佳代はその後、新宿署を離れた。



そして帰りの車の中、
『何かあったら連絡を』と言う
夏生に貰った携帯番号を見ながら
もう一度、会話の内容を振り替えっていた。



冷静に考えて、
あんな話、誰も信じないわよね。



なぜ、夏生さんは私のビジョンの話を信じたのかしら・・・・。



それに、あのバス事故が
ただの交通事故では無いと言う
『ふり』をわざとした様にも思えた。



・・・・。



なんだろ。



佳代は色々考えたが、
結局答えは見い出せなかった。



ところで。



何か大事な事を忘れているような・・・。



あっ。



結局、事故原因!
何も聞けなかった!

やっばぁーい!



その頃、夏生はある人物と電話していた。



「はい。来ました。

彼女は今の所、
直接関係ないのは事実ですね。

ただ。

何かの引き金になってるとは思います。

はい。

僕の『感』ですが。」



夏生が話をしていた相手。


それは、



キャリア組で、夏生の大学時の先輩
今は訳あって組織を離れている



警視庁公安部の
水谷警部だった。