PsychoCabala〜第7の男〜

「しかし・・・。

僕の言った夢で見る
『デジャブ現象』と
さっき君の言った、

『現実に起こる事を事前に見る』

とでは少し意味合いが変わって来るね。


君はその激痛の中、夢でも見ていたのかい?」



「いえ・・・寝てはいないけど・・・。」



「じゃあ、起きながらにして、何かを感じ見た。

そして、事故したバスに乗らなかった。

それが虫の知らせって事?」



「そう。そうです。
バスが事故する所が頭に浮かび上がっちゃったんです。

多分・・・虫の知らせで。」



佳代と夏生は暫くお互いを見詰め黙り込んだ。



「あのー。私。今、変な事言ってません?」



自分の説明でキョトンとした
佳代の言葉に
夏生は上を見たまま言い返した。



「・・・言ってる。」



そして、
二人は又顔を見合わせ大声で笑い出した。