PsychoCabala〜第7の男〜

名刺を渡された佳代は
次に自分の名刺を
夏生に差し出した。



それを受け取ると夏生は小さな声で呟いた。



「杉原佳代君かぁ。

ライムストーン出版・・。

聞いたこと無いなぁ。」



「大栄社の子会社です。

週刊ミストの・・。」



「あー。その雑誌なら知ってるよ。

芸能スクープやら
胸の大きい水着のお姉さんが
いっぱい出てる奴でしょ。

あー。あれかぁ。」



夏生の言葉に佳代は言葉を詰まらせた。



この人。ノリ軽いなぁー。



「あのー。夏生さん。

歳、おいくつですか?」



「あっ?俺?

今年、24。

一年、交番勤務してから
今年警視庁に移ったの。

宜しくね。

『佳代ちゃん。』」



2っ! 24で捜査一課?!



めちゃめちゃエリートだこの人。
キャリア候補決まりだ。



なんで、こんな人が今朝の事故に出て来ているのか、
佳代の謎は余計深まった。