PsychoCabala〜第7の男〜

『彼女』の体は膝まづき、
うずくまる。



「くだらぬ夢だ。・・星野。」




口から血を流し呼吸を荒くする星野を
エースは見下ろしながら言い放った。




そして
PCナンバー1の貫禄を見せ付けるかの様に
ゆっくりと星野に背を向け
静かに歩き出しす。



正に最強。



だが。



エース自身にも初めての惨劇が身に起こる。



・・・・?



『自分』の右腕が『自分』の喉を強く掴んでいる。



!!!!



「ハァハァ・・・あなたの右腕を支配させて頂きましたよ・・エース。」



星野は呼吸を荒くしながらも
エースを睨み言い放った。



いつの間に?!!



「あなたが、僕に触れ
オーラを流し込んだ時・・

ハアハア。僕も触れている
あなたの右腕から
オーラを流し込みました。」



『自分の右腕』に喉を捕まれたエースの
首筋からは
すでに血管が浮き上がっている。



右腕を支配され、もがき苦しむエース。



「グッ・・。」



が、
エースは既に支配から逃れる方法に気付いていた。



『自分の能力』を持ってすれば
如何に複雑なオーラの流れでも
右腕を正常化する事は出来るであろう。



だが。時間がない。



追い討ちを掛けるかの様に言い放つ星野。



「ハァ・頂きますよ。・・
ハァハァ・・神器オリジナル。」



星野がその言葉を口にした瞬間。



エースは目を鋭くし
覚悟した。



そして。



ためらう事無く
自分の右腕を一瞬にして
切り落としていた。