「自分は
紙敷き矯正の際に
これらの宝具を召喚した事が一度もありません。
どうすれば、
これ等を召喚へと導く事が出来るのですか!?」
星野のすがる様な問いに
エースはイナッチを見て答えた。
「これ等は使おうとして使える物ではない。
使われる時と人を
宝具の方が選ぶ。
自らの意思と神器の
利害関係が一致した時
自ずと現れるものだ。
使える権利が有るからと言って、
皆が使える物でもない。
『草薙の剣』に至っては
あの『ヤマトタケルノミコト』が最後に使った宝具。
『資格』と『素質』が備わった者でなければ、
使う者自らが剣に飲み込まれる事も有る。
今、黒き教団で辛うじて
草薙の剣の召喚にたどり着けたのは
・・・この私一人だけだ。」
その事実に二人とも言葉を失い下を向いた。
「が、しかし。」
エースの話には
まだ続きがあった。
「イナッチ。
お前はオーラは、僅かだが
『ヤサカニノ勾玉』の召喚に成功している。
相手の力を『中和』する力を持つ宝具だ。
今までの報告例をみても間違いないだろう。
今だ具現化すらしていないが、
素質はある。
より一層、鍛練にはげめ。
私が言いたかった事は
以上だ。」
その後、エースは二人を解放した。
紙敷き矯正の際に
これらの宝具を召喚した事が一度もありません。
どうすれば、
これ等を召喚へと導く事が出来るのですか!?」
星野のすがる様な問いに
エースはイナッチを見て答えた。
「これ等は使おうとして使える物ではない。
使われる時と人を
宝具の方が選ぶ。
自らの意思と神器の
利害関係が一致した時
自ずと現れるものだ。
使える権利が有るからと言って、
皆が使える物でもない。
『草薙の剣』に至っては
あの『ヤマトタケルノミコト』が最後に使った宝具。
『資格』と『素質』が備わった者でなければ、
使う者自らが剣に飲み込まれる事も有る。
今、黒き教団で辛うじて
草薙の剣の召喚にたどり着けたのは
・・・この私一人だけだ。」
その事実に二人とも言葉を失い下を向いた。
「が、しかし。」
エースの話には
まだ続きがあった。
「イナッチ。
お前はオーラは、僅かだが
『ヤサカニノ勾玉』の召喚に成功している。
相手の力を『中和』する力を持つ宝具だ。
今までの報告例をみても間違いないだろう。
今だ具現化すらしていないが、
素質はある。
より一層、鍛練にはげめ。
私が言いたかった事は
以上だ。」
その後、エースは二人を解放した。
