PsychoCabala〜第7の男〜

「自分は詳しいことは分かりませんが・・

今、星野が言った様に
突然変異論が本当であれば、

これも自分達の『宿命』かと・・・。

もって産まれた能力が、
始めから決まった物であるとすれば、
それに従うしかないと思います。」



イナッチの言葉にエースはニヤリと笑った。



「イナッチ。

本音は違うと顔に書いてあるぞ。

こんな決められた人生は嫌だとな。


しかし、
お前等二人は本当に面白い。


・・・・・

いいか、よく聞け。

今のお前等は陰と陽だ、
言うなれば2つで1つ。

この事を肝に命じておけ。」



その時二人はこのエースの言葉を
あまり重く感じてはいなかった。



突然エースが席を立ち、
二人に背を向けた。



「本題に入るぞ。」



そう言うと部屋の後ろにある扉を開け
その奥へと入って行った。



「ついてこい。」



その一言に
二人も部屋の奥へと進んで行った。