PsychoCabala〜第7の男〜

その頃エースは
『会長』の部屋に居た。



幻想的に蝋燭の灯りに照らされた二人は
お互いに向かい合い
しばらく立っていた。



その後エースは笑顔で会長の前に膝ま付いた。



それを見て
会長が静かに喋り出した。



「・・・うむ。
エースよ。
お前の代になり
世は安定しておるな、

お主のオーラがこれを示すかの様に力強く見えるぞ。」


「有り難く存じ上げます。・・・が、
私もそろそろ世代交代の時期かと。」


「・・・・・

第一線を退くと言うことか。」


「はい。
古代より受け継ぐ
『三種の神器』これも又
『使われる者』を選びます。
特に攻撃型の
『草薙の剣』に至ってはもはや召喚も困難かと。・・・」


「・・・そうか、
自分の身の進退は自分で決めればよい。

・・・。

黒き教壇創設以来、
最強と詠われたお前でももう辛いかのぉ。」


「はい。」


「・・・して、そうなれば
次期の
ナンバー・エージェント候補達は決まっておるのか?」



エースは目をつむったまま微笑んだ。



「候補はすぐ近くに。」



その後
その一言だけを言い残し
エースは部屋を後にした。