PsychoCabala〜第7の男〜

文字が出てすぐに
エレベーターの室内は
金属のモーター音で何も聞こえ無くなった。



それを合図にエレベーターは
一気に下へと降り出したのだ。



加速するスピードは
自由落下速度に近く
慣性法則によって
エースの上着が舞い上がるほどの物だった。



後ろの鏡には
地下への距離が
メートル表示されていたが、
目まぐるしく変わり続けるその数字を
エースは見ようともしなかった。



『地下・・250M』



その表示を過ぎると
エレベーターはゆっくりと速度を落とし出し、
300を示した所で
完全に停止した。



停止と共にドアが開いた。



外から一気に冷たい空気が流れ込んでくる。



開いたドアの先にあった物は、
狭く長く何処までも続く
『地下通路』だった。



そこは、
『PC本部』への入り口。



エースは
エレベーターから降りると、
衿を正し真っ直ぐと前を見た。