PsychoCabala〜第7の男〜

「セット!」



「ピィッ!!」



スタート音が全体に響きわたる。



それと同時に



各選手が一斉にプールに飛び込んだ。



静かだった水面に勢い良く白い水しぶきが
立ち上がった。



勢い良くスタートを切った
深見が100メールをトップで折り返す。



深見は気合いが違った。



先程笑っていた
春日ヶ丘の選手に
腕一本分の差を付けていた。



トップで帰ってきた深見が
手を付いた瞬間、
粥川が思い切りジャンプした。



「イッケー!粥川!」



深見は水面でゴーグルを
外し大声で叫んだ。