PsychoCabala〜第7の男〜

「はい。
確かにそう言いました。


はい。

『星崎』

です。


ええ、奴なら可能です。


その能力を
もって居ますから。


はい。
分かりました。


帯斗以外の
PCオフィシャルナンバー持ちを
緊急収集させます。」



イナッチは誰も居なくなった拷問室で
『会長』に電話をしていた。



「はい。わかっています。

今回は
自分、自ら動きます。

・・・いえ、
動かせて下さい。

『18年前』
にケリ付けたいんです。

はい。もちろん帯斗にも伝えます。

『前PCNo.7』

が生きていた事を。


はい。では。」



イナッチは電話を切ると
タバコを取りだし、
セブンスターに火を着けた。


そして、エミに電話をした。



「・・エミ。
帯斗の様態はどうだ。


そうか、分かった。」




電話を切るとイナッチは、自分の右腕を眺めた。



イナッチの右腕には、グレーの痣と、
生々しい噛傷後が残っていた。