「イナッチさん。・・・
すみません。対象者のコントロールを誤りました。」
孔命の声がインカム越しにモニター室に届いた。
「いや・・いい。
むしろ良くやった。
ご苦労だった、
もう休んでいいぞ。」
その後、
孔命は席を立ち、
動かなくなった一琵の近くに近寄った。
そして一琵の右頬に手をかざした。
その瞬間、
孔命の目からは
涙が流れだした。
孔命はその能力がゆえに、
対象者の辛さ、
楽しさ、
怨みまでもが
読めてしまう。
孔命が尋問の後に
対象者に対して手をかざすのは
同情などでは無く。
人間らしい自分を保つ為だった。
すみません。対象者のコントロールを誤りました。」
孔命の声がインカム越しにモニター室に届いた。
「いや・・いい。
むしろ良くやった。
ご苦労だった、
もう休んでいいぞ。」
その後、
孔命は席を立ち、
動かなくなった一琵の近くに近寄った。
そして一琵の右頬に手をかざした。
その瞬間、
孔命の目からは
涙が流れだした。
孔命はその能力がゆえに、
対象者の辛さ、
楽しさ、
怨みまでもが
読めてしまう。
孔命が尋問の後に
対象者に対して手をかざすのは
同情などでは無く。
人間らしい自分を保つ為だった。
