PsychoCabala〜第7の男〜

「お前、
さっきから
俺に何してんだよ。」



一琵は歯を食い縛った。



孔命は一琵を
上目使いで見つめ



「その左手はどうした?」




淡々と質問だけを
繰り返した。



「村上帯斗襲撃の時
やられた。」



一人で質問し、
一人で答える。



その繰り返しが
ただひたすら始まった。



「柳沼の生徒に
暗黒物質を使った理由は?」



「古くから
柳沼学園に潜伏する
『黒き教団』を炙り出す為。」



「何人に仕掛けた?」



「三人。」



自分でさえ知らない情報を
ひたすら喋り続けるだけの男。




それを目の前にして
一琵の顔は強張り
恐怖へと変わっていった。