PsychoCabala〜第7の男〜

ピッ。ピッ。



電子音のする
窓も無い部屋。



ここはPC本部



『調停室』



俗に言う『拷問室』と呼ばれる所だ。



硬く冷たい椅子には
黒い染みが幾つもあり



そこには
手足をロックされた状態で
目隠しをした一琵が座っていた。



その部屋に
一琵の声が響きわたる。



「・・・何度も言うが
俺は何も喋らないぜ。」



顔が腫れ上がり
鼻や口から流血した
一琵が小さな声で呟いた。



古代より天皇家の影で動いてきた
『黒き教団』



その名残を
受けたこの部屋で、
一琵は取り調べを受けていた。



一琵の目の前に座る、
黒いスーツを着た
前髪の長い男。



彼は
氷の様な冷たい瞳で一琵を見つめ、
もう十時間以上何も
話す事もなく

ただ座っているだけだった。