PsychoCabala〜第7の男〜

左手を失った今、
帯斗には勝てない事を
一琵は悟っていた。



以前、戦った時には
帯人は右腕の痣



『三種の神噐』を使ってはいなかった。



おそらく、俺達の存在に気付いた本部が



使用許可を出したのだろう。



それにしても、コイツ。



出す『オーラ』の量がハンパねえ。



今のこいつには



勝てねえな。



一琵は負けを
認めたのだった。



それと同時に
『組織』に裏切られた事も知った。



右腕に産まれつき備えられた
3つの痣。



日本の古来より伝わる
『三種の神噐』
奴はそれを持っていた。



その情報は聞かされていない。


おそらく自分を使って試させたのだろう。



一琵は叫んだ。



「さあ、殺れよ!俺は喋らないぜ!」



叫ぶ一琵に


帯斗は目を見開いた。