PsychoCabala〜第7の男〜

帯人が意識を取り戻した。



「ハァ・ハァ・ハァ。・・・」



前屈みになり、
大きく呼吸を繰り返す。



そして、
顔は一琵の方を向き
右腕の痣を押さえた。



「ハァ。ハァ。・
この野郎・・心臓・・
止まったじゃねーか。ハァ・・」



手首を押さえ、
立ち尽くす一琵は
冷静に言った。



「・・お前、わざと俺を挑発したな。」



「ハァ。ハァ。お前の暗黒素粒子を見切る為だよ。ハァ。」



帯斗は左手で口を拭いた。



「お前の暗黒素粒子。
左手からオーラの様に出て来たそれ。


『中国式』だな。」



その言葉に
一琵は黙って帯斗を睨んだ。