PsychoCabala〜第7の男〜

バタン!



教会の扉が勢い良く閉まった。



それを合図に、
一琵は帯斗の
間合いギリギリの所まで
一気に踏み込んだ。



「このあいだのだ!」



一琵がそう叫ぶと
体の後ろから
フルスピードでのパンチが飛び出した。



帯斗の上半身が
紙一重でそれに反応し
間一髪かわした。



だが帯人の頬には
細い線が引かれ、
残撃が赤く光った。



「おい!ボーズ!
避け切れてねーんだよ!」



そう叫びながらも
一琵の拳は延びきり、
勢いで体が
帯斗の前を横切ろうとしたが、
今度は
その体勢から
左足を宙に舞い上げ、
後ろ回しげりを繰り出した。



帯斗の体は
一琵の拳を避けた体勢から治っておらず、
後ろに
のけ反ったままだった。



その瞬間



ドン!!



と言う、大きな音がし



一琵の蹴りは
帯斗の顎を下から上へと
貫いていた。



ここまで
わずか1・5秒の出来事だった。