PsychoCabala〜第7の男〜

「問題はここよ。」



エミが指差したのは
モニターに映る熱量数値。



「人は物事を考えるとき、
脳が電気を作り出しているわ。

それによって、
熱も産まれる。


その際に、
糖分を媒体として
エネルギーに変えているんだけど。


この子の場合、
エネルギーを電気信号に変えすぎて、
熱量が上がりすぎているの。」



「このまま行けば、
脳を構成している
たんぱく質が焼けてしまう。


そう言う事ですよね。」



強制的に有り得ない早さで
思考回路を動かされ、
それによって発生した熱によって
脳のたんぱく質が固まる。



二人は顔を見合わせた。