PsychoCabala〜第7の男〜

柳沼学園の帰り道、
帯斗の携帯に
又『音の無い着信音』が
鳴り響く。



「はい。
ああ、エミさん。」



相手はPC本部の
エミだった。



「帯斗。
あなたの同級生。
『石橋徹夜』の
検査結果が出たわ。


今から来られる?」



石橋徹夜はあの事件の夜、
エミによってPC本部に
運ばれていた。



『紙敷き』の
その後の異常行動について
不信に思ったエミが
『本部』へ持ち帰り、
細胞レベルから調べたのだった。



「はい。
すぐに行きます。」



石橋徹夜。



紙敷きに成り下がった彼を
一度『正常に導いた』にも関わらず、
その後の異常行動については
帯斗にとっても
興味深い物だった。



帯斗は電話を切ると目を見据え
全力で走り出した。