PsychoCabala〜第7の男〜

水谷は額から汗が流れるのを感じた。



「・・・やはり、君はただの高校生では無さそうだね。

賢い子だぁ。


さっき、学校にいる時も、
君は僕に気付いてたね。

その上で皆と僕を
わざと引き離した。


あそこで一体何があったんだろね。


・・・まあ、いい。



どうだい?
私と取引といかないかい。


僕は君を
どうこうしようなんて思ってはいないだ。


ただ、
ここ最近の死体事件について知りたいだけ。


・・・・・。


『君のお友達』


にも、関係ある事だろ?」


それまで帯人は黙って聞いていたが
その言葉には反応した。