青空 -そら- への手紙 ~私の愛する人へ~

「…………………………………」


「華奈子ちゃん?」


「どうして、『華奈子ちゃん』なんですか。」


「えっ、あ。
ごめん。ごめんね、『華奈子』」


「………………。」


ブンブン


言葉が出なくて、首を振ることしか出来なかった。